道元禅師が、宋の天童山景徳寺の如浄禅師(1163-1228)から受け継いだ禅風は、ひたすら坐禅に打ち込む「只管打坐」(しかんたざ)を重んずるもので、永平寺はその仏道修行の根本道場であると言う伝統を、約750余年に渡って今日まで守り、またそれを誇りとして来ている。従って、今日でも、常に、200余名の修行僧が、日夜昔と変わることにない厳しい修行に励んでいる。
永平寺の境内は約10万坪(33万平米)。樹齢約700年といわれる老杉の林立する中に回廊で結ばれた七堂伽藍を中心に70余棟の殿堂楼閣が建ち並んでいる。
深い精神性が感じられる厳粛な自然の中にある永平寺は、四季折々、参詣客が絶えることはない。見学に訪れると、雲水が法話をまじえながら七堂伽藍などを案内してくれ、客膳料理として本膳,二の膳の精進料理も食することが出来る。
また、雲水の修業に近い生活を送る参篭・参禅や研修も、事前に申し込むことによって可能である。
〒910-1228 福井県吉田郡永平寺町志比 TEL:0776-63-3102
起床・・・午前3時半(冬期4時半)。桶一杯の水で目、口、鼻、耳、頭を洗う「洗面」。以後総ての行いを修行ととらえる。
暁天座禅・・・早朝の座禅。
朝課諷経・・・朝の勧行(読経)。
行鉢・・・朝食。(食事も作法に則り、後始末も自身で行う)
作務・・・回廊の拭掃除(8時)に始まり、境内の掃掃除や様々な作務(下草刈、杉起こし、雪囲い、除雪等)。
日中諷経・・・昼の勧行(読経)
(11時)。その後、中食(昼食)をとり、昼の作務、講義、座禅が行われる。
晩課諷経・・・夕の勧行(読経)(16時半)を済ませた後。薬石(夕食)をとり、各寮に帰る。(古来禅門では昼を過ぎると食事を取らないことになっており、石を温めて空腹をおさえたことから薬石と言う)。
夜座・・・就寝前の座禅。 開枕・・・就寝(20時50)










